建築さん空調設備

空調といえば、冷暖房でしょっ!!

中央管理方式空気調和設備とは…
熱源器を中央機械室に設置、中央管理室で制御・監視する空調設備

主な空調方式

空気方式

単一ダクト方式(CAV、VAV)

  • 高い空気清浄度が可
  • 運転、保守管理を集約化
  • 居室内にターミナルユニットがない
  • 外気冷房が行い易い
  • ダクト及びそのスペース、空調機械室が大きくなる
  • 他方式に比べ、搬送動力が大きい

二重ダクト方式

マルチゾーンダクト方式

各階ユニット方式

空気・水方式

ダクト併用ファンコイルユニット方式

  • 換気量、空気清浄度、外気冷房、振動など、全空気方式に近い
  • 全空気方式に比べ、搬送動力が小さい
  • 個別制御可
  • 漏水事故の障害有り

誘引ユニット方式

水方式

ファンコイルユニット方式

  • ダクトがないのでスペース有利
  • 室温を個別制御可
  • 外気の取入れが難しい
  • 室内空気汚染し易い

冷媒方式

パッケージ方式

  • ユニットに冷凍機内蔵のため部分運転ができ省エネ
  • 将来的負荷増などに対してフレキシブルである
  • 個別制御・計量が可
  • 騒音・振動が発生しやすい
  • 外気冷房が難しい
  • 寿命が短い

ルームエアコン方式

↑青が長所↑

空気方式
熱を機械室から空気によって搬送する(ダクトのみ)
単一ダクト方式とは…
熱源で温冷水を生成し、空調機のコイルに送って適度な空気をつくり、単一ダクトで送風する
VAV(変風量)方式とは…
単一ダクト方式において、負荷に応じて風量を調整するもの(定風量より省エネ)
CAC(定風量)方式とは…
単一ダクト方式において、一定の風量によるもの
二重ダクト方式とは…
温風と冷風を別のダクトで送り、ミキシングボックスで適温にして送風する
マルチゾーンダクト方式とは…
空調エリアをゾーンに分け、ゾーンごとに空調した空気を単一ダクトで送風する
各階ユニット方式とは…
各階の機械室に単一ダクトの空調機を設けて、各階ごとに制御する
水方式
熱を機械室からによって搬送する(ファンコイルのみ)
ファンコイルユニット方式とは…
熱源で生成した温冷水をパイプにより各室のターミナルユニットに送る
空気・水方式
ファンコイルとダクトの両方を利用する
誘引ユニット方式とは…
空調機械室で調整した一次空気を各室の誘引ユニットに通し、その気流で誘引される室内空気が温冷水コイルを通過して、一次空気とともに室内に吹き出す
冷媒方式
ルームクーラーの室内機と室外機をくっつけたようなもの
パッケージ方式とは…
冷凍機又はヒートポンプを内蔵したもの

全空気方式

水空気方式

外に機械室

室内にはファンコイルユニットなどが

水方式

冷媒方式

室内にはファンコイルユニットなどが

室内のもので全てができる!!

ヒートポンプとは…
読んで字のごとく、熱のポンプ 冷凍機を冷房だけではなく、その凝縮器でつくられる熱を利用し暖房に利用
圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とそれらを接続する冷媒配管から構成されます詳しくはこちら
圧縮(式)冷凍機とは…
冷媒を圧縮機で高音高圧ガスにし、これを凝縮器に通し、冷却水や外気で冷却して高圧液体にする
冷媒は、膨張弁で減圧すると体積膨張とともに温度低下するので、この低音液体を蒸発器に通すときに冷水や冷風を得ることができる
まとめ:圧縮して高圧のガス⇒冷やして高圧の液体⇒減圧して低音液体になる
吸収(式)冷凍機とは…
圧縮機を用いず、蒸気・高温水・燃焼ガスといった熱エネルギーを使う冷凍機

圧縮式冷凍機と吸収式冷凍機の比較表

項目

吸収式

圧縮式

騒音・振動

機械室の大きさ

冷却水量

成績係数

冷媒

フロン

空調の省エネ方式(空調にも省エネは必須)

ヒートポンプとは…
低質の熱源からでも温冷水を得ることができるので、今まで捨てられていた未利用エネルギーを有効に活用できる
未利用エネルギーとは…
河川水、海水、下水、地下水など、いずれも夏期には気温より低温で、冬期には気温より高音となるもの
コージェネレーションとは…
1次エネルギーから2種類以上の2次エネルギーを同時発生さえるシステム
例:石油などを用いて発する際にでる廃をも利用する(電気と熱が得られる)
地域冷暖房(DHC:District Heating&Cooling)とは…
1から数箇所でつくった温冷水や蒸気を一地域の複数建物に供給する
簡単に言うと、地域の冷暖房を一箇所にまとめてしまうということ
新エネルギーとは…
太陽光・風力・地熱・バイオマス・燃料電池など(有名ですよね?)
蓄熱層方式とは…
冷房負荷がゼロ又は最小の深夜に、安価な深夜電力を利用して、温水や冷水をつくって貯蓄しておき、これを昼間の冷暖房負荷時に利用して省エネ的に冷暖房を行うシステム(つまり熱の貯蔵)
パッシブソーラーシステムとは…
機械の力に頼らず、自然の力で蓄熱や送風などを行う
タスクアンドアンビエント空調とは…
個人の好みに応じて室内環境を調整できる空調(不在の室の空調を停止できるので省エネ)

用語

PAL(年間熱負荷係数)とは…
省エネ判断基準で、ペリメーターゾーン(建築物の外周域つまり窓際壁際)での熱の授受を数量化したもの
PAL=室内周囲空間の年間熱負荷/各階の室内周囲空間(外壁から5m以内の周囲空間)の床面積の合計
CEC(空調エネルギー消費係数)とは…
空調設備システム性能判断基準の1つで、仮想負荷に対する年間エネルギー消費量の割合
CEC=空調負荷を処理するために消費される年間のエネルギー量/仮想空調負荷の年間積算値
BMS(ビルディング・マネジメント・システム)とは…
エネルギーや資源の使用量を正確に把握するため、各種センサーから得られたデータを効率よく分析する機能
LCC(ライフサイクルコスト)とは…
建物を建てたり壊したりするよりも、その運営(使用)中に生ずるコストが最も大きい
COP(成績係数)とは…
冷凍機などにおいて、入力動力に対する熱出力の割合
VWV(変水量方式)とは…
負荷に応じて空調配管を流れる水量を変化させる方式