建築さん安全計画

安全を確保する際によく用いられる手すりについて考えていきましょう

手すり計画
高さ:
1本なら80cm
2本なら大人用85cm、子供用65cm(手の置き易さの追求)
形状:
原則円形
大人用外径4cm、子供用外径3cm(握り易さの追求)
壁から5〜6cm(3cm以上)離し、手すりより下側で支持する(耐力の追求)
手すりはできる限り連続させる(使い易さの追求)
端部:
下か壁方向に曲げる(安全の追求)(曲げないと服が引っかかっちゃうよ)
標示:
公共用施設などでは、手すり端部や要所には点字標示板を取り付けて欲しい
バルコニー手すり
高さ:
1.1m以上
手すり子(手すりの下の柵みたいなもの)の間隔
10〜12cm程度
手すり子を横向きにしない!(子供が足をかけて登ってしまう可能性があるので)

たとえば駅(公共施設)の階段の手すりなどを見てみよう!

バリアフリー

車椅子使用者

出入り口
扉の有効幅員:
80cm以上(車椅子の幅は約70cm)
扉は引き戸、自動ドア(車椅子でのドアの開閉は困難ですから)
扉周辺床は平坦(段差なし)or段差2cm未満(小さな段差に見えても、車椅子にとっては大きな段差)
主要な部分にインターホン(内部との連絡を取れるように)
廊下
廊下の有効幅員:
90cm以上
歩行者とすれ違うには135cm
車椅子とすれ違うには180cm
回転するには150cm四方のスペース
スロープ
2cm以上の段差がある場合にスロープを設ける
屋内スロープ勾配:段差16cmまでは1/8以下:その他は1/12以下(高さ75cm以内ごとに踊り場を)
屋外スロープ勾配:1/15以下(雨天時等を考慮し、滑りにくい構造とする)
エレベーター
1.4m×1.35m以上(中で回転する場合1.7m×1.4m以上)
扉の有効幅員:
80cm以上(出入り口と同じ)
操作盤高さ:
0.7〜1.2m以内(届かないと大変ですね)
着床階の床との隙間を1cm(2cm未満)(危ないですから)
便所
便房寸法:
2.0m×2.0m以上(2.2m×2.8m以上が望ましい)
便座高さ:
42cm程度
適宜手すり設置
駐車場
乗降用スペースとして120cm〜150cm必要
駐車場スペースとして350cm以上必要(車幅は大体200cmくらいかな?)
洗面台
高さは健常者と同じ75cm〜80cmでよい、ただし下部に65cm程度のクリアランスをとる(膝が入るように)
鏡は30°ほど手前に傾ける

視覚障害者

視覚に代わり、聴覚、触覚などが重要(点字ブロック、音声案内付横断歩道)
白杖使用
(安全歩行のため幅120cm、方向転換120cm角スペース必要)
手すり
前述を参照
階段
階段の降り始め20cm手前に誘導・警告用床材として、周りとの明度比を高くする
廊下
廊下側方突出物(避難灯など)
奥行き10cm以下、前方突出30cm以下、下端高60cm以上
白内障の高齢者
視界が黄変化するので、白地には赤や青を使う

聴覚障害者

聴覚に代わり、視覚、触覚、嗅覚などが重要(字幕など)
補聴情報装置とは…
聴力レベル30〜70dB程度の軽度難聴者等を対象、補聴器を応用した情報装置
磁気ループシステムとは…
床面に敷いた導線にマイクロホンなどからの音声信号を流し、床上に交流磁界を発生させ、磁界内にいる補聴器を耳につけた多数の人にマイクロホンの音が聞けるようにしたシステム

バリアフリーは、障害者の生活において障害を取り除くことを目的としている。
その発展的な考え方として、ユニバーサルデザインがある。
ユニバーサルデザインとは、誰にでもどこでも使い易いデザインを言う
最近では、有名なランドマークとなる建物等にはバリアフリーやユニバーサルデザインが取り入れられていることが多いので、身近なランドマークを探検してみよう!!