建築さん熱計画

熱伝導とは…
熱が物質内を移動する

熱伝達とは…
熱が固体から気体へ(逆も含む)移動する

熱貫流とは…
空間に壁があるとすると、熱伝達→熱伝導→熱伝達という、総合的熱の伝わり。

熱伝導率とは…
材料の熱の伝わり方を示す 単位:W/(m・K)
軽い(比重が小さい)ほど熱が伝わりにくい

熱伝達率とは…
熱の伝達のし易さ 単位:W/(m2・K)
室内側:8〜10W/(m2・K)、室外側:25〜35W/(m2・K)
ちなみに、熱伝達率の逆数は熱伝達抵抗となる

熱貫流率とは…
壁で隔てられた2つの流体間の熱の伝わり易さ 単位:W/(m2・K)
ちなみに、熱貫流量Qは Q=KS(ti-to)
{K=熱貫流率、S=壁面積、室内外温度差i-to)
ちなみに、熱貫流率の逆数は熱貫流抵抗となる

熱容量Qとは…
ある物質を1℃上昇させるのに必要な熱量 熱容量Qは、Q=CγV
{C=比熱(kJ/℃)、γ=比重量(kg/m3)、V=体積(m3)}
ちなみに、熱容量が大きい建物ほど良い室温の変化が緩やかになり、室内環境は良い。
ちなみに、多層壁の内部に空気層を設けると、一般的に熱抵抗が増え、断熱効果増大
断熱とは…
熱貫流に対する抵抗の性能

断熱材とは…
熱伝導率のとても小さいものを用いる
断熱のメリット&デメリット
  1. 保温性に優れる
  2. 空気層は20mmまでは効果増大(それ以上は効果薄)
  3. 内断熱より、外断熱が壁体内結露しにくい
  4. 壁体内部結露を防ぐには、断熱材の室内側に防湿層を設ける
  5. 断熱材は吸湿すると効果が下がる
  6. 温暖地では、冷房負荷を増大させるので注意

防湿層とは…
透湿性の低い材で、断熱材より室内側に設ける
ちなみに、アスファルトルーフィングなどが主

結露とは…
空気が冷却して露点温度以下になり、水蒸気が液化して、水滴となる
ちなみに、壁体表面結露・壁体内部結露に大別

表面結露
断熱材により露点温度以下にならないようにする

内部結露
防止するには、断熱材より室内側に防湿層を設ける
結露防止
  1. 壁体の断熱性能を高める
  2. 内装材の表面温度を高める
  3. 換気などで、湿度を下げる etc...